豊穣之追求心~我望、完全王者~

”信じる価値””期待する価値”を追い求める日々
  
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また一つ悲しいニュース。ブランドン・ライオンがDETへ、1年425万ドル。


D'Backsに移籍してきてからの2年間のセットアッパーとしての活躍が評価され、バルバーディーが抜けた昨季はクローザーを務めました。
昨季の成績は、やや印象を下げたものの優秀な部類にカテゴライズされる投手で、ここ3年間は大きな怪我はありません。

球速は92-94マイル(147-150キロ)がアベレージで、96マイル(153キロ)がMAX(なはず…)。
球種はカットボールやツーシームのような僅かに動くボールがファーストピッチで、あとはカーブとチェンジアップを少しかじる程度、といった感じ。カーブは左打者にはまずまず通用するボールで、チェンジアップの評価は低いです。

ストレートに関してはいい評価を受けますが、決め球がない。昨季クローザーでやや成績を落としたのは、そこに理由があるといわれています。奪三振率も高くないので、クローザーとしては苦しかったのかもしれません。
持ち前のコントロールの良さで、弱点を補えるというのが首脳陣の見解でしたが、やや外れた模様。


アリゾナからデトロイトへ本拠地が変わることは、ほんの僅かにプラスになりますが、地区レベルとリーグレベルの差でイーブンもしくはマイナスになるだろうと予想できます。

DETはライオンをクローザーで使うのか?
クローザーを務めていたトッド・ジョーンズが引退、ファーンスワースもFAで抜けたので、候補はズマヤとロドニーくらい。ズマヤは肩の怪我で6月頃の復帰を目指していて、ロドニーは昨季ライオン以上の不振でこちらも肩に不安があります。
ロドニーでも悪くはないと思いますが、まずは無難にライオンがクローザーを務めるという形に落ち着きそう。”タイガース”の砦を”ライオン”さんが務めます。


RHRP ブランドン・ライオン
2006 68G 2W-4L 0S-23H ERA3.89 69.1IP 7HR 22BB 46SO
2007 73G 6W-4L 2S-35H ERA2.68 74.0IP 2HR 22BB 40SO
2008 61G 3W-5L 26S-3H ERA4.70 59.1IP 7HR 13BB 44SO

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憲伸フォルダはこれで凍結かな


大リーグ:ブレーブスが川上の入団発表 3年20億円契約

無事にATLと正式契約。
しかしATLとはなかなか興味深いチームに移籍しましたね。福留がCHCに移籍したときはCHCについて知りたいとはちっとも思わなかったのですが、憲伸の移籍するATLには興味があるのは、ただ人間性の違いだけではないのは確かです。


さて、そのATLですが、デレク・ロウを4年6000万ドルで獲得。

一級品のシンカーを駆使するシンカーボーラーで、来季で36歳。4年はやや長生きもするけど、LAD時代の4年間は完璧なキャリアを過ごした。これは投手の長期契約では、とても稀。
憲伸にもいえることですが、ATLの本拠地はほぼ中立的な球場だけど、どちらかと言えば投手有利。内野守備は1Bにコッチマンがいる分、それぞれ前所属のチームより上回る。特にシンカーボーラーでゴロを打たせるロウにとってはプラス。憲伸にとっては夏場以降はHRが出やすくなるので、そこだけは注意。


ピーヴィー、バーネット、サバシアら、エース級の獲得を目論んでいたけど、失敗。その後は、枚数を求める方向にチェンジした。
この2枚を獲得したことで、エース・ハドソンの復帰にそれほど大きな期待値を置かなくてすむし、ハンソンのMLB昇格も焦る必要がなくなった。ブルペンもほとんど埋まっているので、動くとしたら野手だけど、絶対に補強が必要なポジションというのは特に見当たらない。


これからも、川上憲伸とATLには興味を持って接していきたいです。
斎藤隆  RP  R
2008 45G 4W 4L 18S ERA2.49 47.0IP 1HR 16BB 60SO

200万+出来高500万の1年契約。普通に投げられればかなりの割安。怪我されたら無駄金。
BOSのようにロースターがほぼ固まりつつあるチームは、こういう博打にも大したリスクなく挑戦することが出来る。バルデリといい、スモルツといい、今オフの動きははっきりとしています。

クローザーに不安を抱えるチームが玉砕覚悟で獲りにいくか(=怪我なく投げられれば大儲け、離脱されたら大損)、ロースターが固まりつつあるチームがさらに付け足す意味で獲るか(=怪我でダメになっても誤算にはならない)のどちらかで、後者が獲得という結果になりました。
TBやTEXのような前者のチームが獲得すれば面白かったのですが…


BOSの布陣は、エースにベケットがいて、レスター、松坂、ウェイクフィールドと続き、5番手にペニーがいて、スモルツ(復帰は6月ごろ(?))とトッププロスペクトのボウデンが控える。

ブルペンにはクローザーにパペルボン、セットアップマンに岡島とマスターソンがいて、ミドルリリーバーがデルカーメンとラミレス、そして左腕のロペスがいる。ブルペンで最も弱いピッチャーはロペスだろうから、そこと入れ替えるくらい。
ただ、ここまでガチガチに固めているなら、トレードを絡めて捕手を獲る方が有益。溢れてる選手にバックホルツ、ボウデンと著名な若手スターターが2名いることと、評価の高いニック・ハガドンも3枚目にいるからここは出しやすい。ブルペン投手のアズーマ、リトルトン、ハンサックあたりもトレードパッケージとしてちょっとは役に立ちそう。
上原に続いて憲伸も決定。おめでとうございます。
DHのないナ・リーグなので打席にも立てます。


川上憲伸 SP R
2008 20G 9W 5L 0S ERA2.30 117.1IP 11HR 25BB 112SO


今季は五輪での離脱で2ヶ月を棒に振り、規定投球回に達しませんでしたが、防御率2.30は最優秀防御率の石川(2.67)を抜いてトップの数字。2桁勝利にも届きませんでしたが、中日では昨季もエースとしての役割を果たしてくれました。

大きく懸念されていることは、5人ローテに対応できるかということです。日本人先発投手ならまず最初に当たる壁で、松坂や黒田のようにタフネスピッチャーではない彼にとっては、その懸念がより一層強いです。
昨季は20試合で117.1イニング。1試合平均では6イニングを投げてない計算。イニングイートの能力は持っていません。


球速は144キロ程度。上原と同じくかなり遅い部類に入ります。変化球は代名詞のカットボールにスライダー、フォーク、スローカーブ、シュート。
リベラがカットボールでバッタバッタ三振を取っているのに憧れて習得しました。日本ではそれを武器に出来ましたが、MLBではカットボールの希少性は全くない。少なくとも、このボールで三振を取れる可能性はグッと下がります。
同じ意味でスローカーブはバットに当てられることが多くなるだろうし、フォークは、佐々木や野茂のように鋭い変化をすれば有効ですが、そこまで鋭いボールではありません。
スライダーとシュートの横変化で揺さぶりつつ…といった投球スタイルになりそうです。


ATLのローテは、エース格のハドソンが故障していて復帰は8月か9月。今のところはジャージェンス、バスケスまでが確定で、続く席をカンピーヨ、レイエス、モートンらと争う格好。
とりあえずは、ハドソンが戻ってくる頃、トッププロスペクトのハンソンが上がってくる頃(7,8月)まではローテとして頑張れれば及第点の判子を押せるでしょう。そしてその2人を含め、ハドソン、ジャージェンス、バスケス、川上、ハンソンというローテがシーズン後半に組めればかなりの活躍をしたと言えます。
個人的な期待度はこんな感じであまりポジティブではないです。なので、3年2400万ドルは割高な印象です。


中4日のローテ、過酷な移動、パワーヒッター揃いの相手打線(特にNYM、PHI)…

日本時代のようなエースとしての活躍は到底望めそうもない環境で、自分もポジティブな印象はもてないですが、やっぱり頑張って欲しいです。
上原が2年1000万+出来高でBALと契約を結んだらしいです。正式にはリリースされていませんが、本人のHPを見る限りではこの報道に間違いは無さそう。

上原浩治 SP 右
2008 26G 6W 5L 1S ERA3.81 89.2IP 11HR 16BB 72SO


BALの先発ローテはとにかく薄い。
エースとされているガズリーが10W12L、ERA3.64、190.2IP。2番手のカブレラ(8W10L、ERA5.05、180IP)がWSHに移籍し、ローテで決まっているのは5,6番手のヘンドリクセンくらい。
間の2~4番目のローテ候補にはオルソン、バリス、リツ。どれも1年を任すにはまだまだ頼りない投手なので、今は上原が2番手になる。上原、川上の両獲りを目論むくらい、先発が足りない。

ブルペンでもまずまずの評価を得ている上原ですが、本人は先発熱望。BALはそのニーズにはあったチームですが、球場は大きくマイナス。しかも、不運にもア東地区だ。


140中盤の球速はメジャーリーグの先発投手としては相当に低い。変化球はフォークとスライダー。カッターも投げる。昨季はシュートの取得に失敗して不振に喘いだ。
それでも89.2IPで16しか与えなかった与四球数が示すとおり、コントロールこそが彼の真骨頂。よく言う『ボール半個』の世界を体現できる投手。外が広いと言われているMLBのストライクゾーンを上手く使うことが出来れば、どんな威力のあるストレートよりも、どんな変化球よりも大きな武器になる。
国際大会では無類の強さを発揮したが、リーグ戦で戦うとなると話は変わる。


プロ入り前から憧れていたメジャーの夢を、10年越しでやっと叶えることができた。最近問題になりつつある”行き場がないからメジャー”とはまったく意味が違う。
どんな夢であれ、夢をかなえることは素晴らしいことだから、いい2年間になることを望みます。
パット・バレル  LF  R/R
2008 157G .250(536-134) 33HR 86RBI 0SB 102BB 136SO OBP.367 SLG.507


世界一PHIの5番打者。2年1600万ドルでTBに移籍。
とにかく拙い守備で有名な選手で、DH制のア・リーグに移籍したことで、守備に就く機会は全くないと言っていい。

フロイドとヒンスキーが抜けたTBは、指名打者のパワーバットを探していました。ジョイスという選手を獲得しましたが、これではさすがにパワー不足。また、TBの上位はほとんどが左打者で、右のロンゴリアも対左打率が.242だったというも、バレル獲得の一因。


来季の布陣をまとめてみると、
外野はLF・クロフォード、CF・アップトンの2枚は確定でRFにはジョイス/グロス/ペレス/ルシアーノ。そしてDHにバレル(ジョイス)で決まり。
内野は1Bペーニャ、2B岩村、3BロンゴリアにSSバートレット。控えにUTのゾブリスト、アイバーでバランスが良い。捕手もナバーロで問題ない。
まだ動くとすれば、SSのアップグレード、あるいは外野手で細かいトレードに転ずる可能性もありますが、とりあえずはこれで一件落着。

先発もシールズ、カズミア、ガーザ、ソナンスタインの4枚がいて、抜けたジャクソンはプライスで埋まる。ブルペンは、昨季同様、誰がクローザーを務めるか分かりませんが、メンバーは変わってない。
ただ、NYYがとうとう本気を出したア東地区は、大戦国時代。優勝できるかどうか(プレイオフ行けるかどうか)は、昨季全てが上手くいった継投策と、それに応えるブルペン陣の成績に大きく依存します。

ア東の2強時代を潰すのは、まだまだ遠く険しいものだと考えます。
ランディ・ジョンソンがSFと1年契約。D-Back'sファンの自分としては、心が痛いニュースです。


1年800万ドル、出来高はGS、IPあたりのパフォーマンスで250万、表彰関連の投票によるボーナスが250万ドル。前者は年齢から来る衰えを保険した形で、後者のボーナスを稼ぐようならそれはそれは素晴らしい活躍をしたこととなります。
ベテラン好きで知られるSF・サビーンGMらしい、なかなか上手な契約です。

我々D-Back'sファンにとってランディは偉大な投手です。D-Back's創設当初の第一次黄金期を築き上げ、新球団の未来を切り拓いてくれました。
特に打者にかなり有利の本拠地でプレーしていた1999~2002年の成績は圧倒的で、4年連続で300奪三振以上、サイ・ヤング賞を獲得。ナ・リーグだけでなく、MLB全体を支配しました。その後、故障があったため、この時期の酷使が彼を潰したとも言われていますが、それでもまだやれる。

かつては常時100mphに迫るストレートで押しまくったパワーピッチャーでしたが、来季でもう45歳。年齢から来る衰えは隠しきれません。
NYYから古巣D-Back'sに復帰した07年は10試合の登板に留まり、彼のキャリアはここで終了した、などと思われていましたが、今季は11勝を挙げ復活。

ウェブ、ヘイレンに継ぐ3枚目の先発として復活。全盛期から10mphほど遅い90mph前後がアベレージとなったが、勝負所で95mphは出せる。そして、このストレートで勝負が出来る。三振が取れる。
もう一つの代名詞、決め球スライダーも球速は落ちたが、キレ味はまだある。ただ最近は、スプリットを投げることが多くなったかなぁ…という印象。
球速が落ちたことで、コントロール重視のピッチングが目立ってきたここ数年。球速、キレなどは確実に衰えているが、コントロールは全盛期以上といっても過言ではない。


ランディ本人は残留を望んでいた。しかし、金銭面で折り合いがつかなった。
ランディの(同リーグの)他球団のユニホーム姿は見たくないが、これは受け入れるしかない。ランディのことはずっと応援するし、ランディ相手に戦うときは負けてしまっても心から賛美したい。

打者有利のD-Back'sの本拠を離れることが彼にとってプラスになりますように。一度でいいから、ランディvsウェブの新旧エース対決が見てみたいです。

現在295勝、4789奪三振。
2つの大台は突破してください。


2008 ARI 30G 11W 10L ERA3.91 184.0IP 24HR 44BB 173SO
2007 ARI 10G 04W 03L ERA3.81 056.2IP _7HR 13BB 72SO
2006 NYY 33G 17W 11L ERA5.00 205.0IP 28HR 60BB 172SO
2005 NYY 34G 17W 08L ERA3.79 225.2IP 32HR 47BB 207SO
2004 ARI 35G 16W 14L ERA2.60 245.2IP 18HR 44BB 290SO
2003 ARI 18G 06W 08L ERA4.26 114.0IP 16HR 27BB 125SO
2002 ARI 35G 24W 05L ERA2.32 260.0IP 26HR 71BB 334SO
2001 ARI 35G 21W 06L ERA2.49 249.2IP 19HR 71BB 372SO
2000 ARI 35G 19W 07L ERA2.64 248.2IP 23HR 76BB 347SO
1999 ARI 35G 17W 09L ERA2.49 271.2IP 30HR 70BB 364SO
total 20season 596G 295W 160L ERA3.26 4039.1IP 4789SO
テシェイラもNYYへ。驚愕の8年契約。来季で29歳なので、36歳まで捕まえて置くこととなります。


1B マーク・テシェイラ 両
2008 157G AVG.308(574-177) 33HR 121RBI 2SB 97BB *93SO OBP.410 SLG.552 ATL→LAA
2007 132G AVG.306(494-151) 30HR 105RBI 0SB 72BB 112SO OBP.400 SLG.563 TEX→ATL
2006 162G AVG.282(628-177) 33HR 110RBI 2SB 89BB 128SO OBP.371 SLG.514 TEX
2005 162G AVG.301(644-194) 43HR 144RBI 4SB 72BB 124SO OBP.379 SLG.575 TEX
2004 145G AVG.281(545-153) 38HR 112RBI 4SB 68BB 117SO OBP.370 SLG.560 TEX
2003 146G AVG.259(529-137) 26HR *84RBI 1SB 44BB 120SO OBP.331 SLG.480 TEX


雲の上の存在のアルバート・プホルスを除けば、03のメジャーデビューから力強いバッティングと期待通りの成長率で名声を上げたno.1一塁手。

打者天国のTEXを離れた2年間でもよく打った。むしろ出た方で良い成績を残したのでここ数年でグングンと価値を上げてきた。毎年スロースタートだけど、大きな故障なく、夏場以降には頼りになるクラッチヒッター。
広角に打てる打者で、左打席ではよりパワーを重視、右打席ではミート重視と言われるが、最終的にはどちらもほとんど同レベルの成績を残している。どちらの打席でも同レベルの成績を残すスイッチヒッターは珍しい。
パワーもあり、選球眼もメジャーデビュー当時より見違えるほどよくなった。5年連続で100打点をクリアしており、チャンスにも強い。これでスイッチヒッターとくれば文句ナシ。大きな怪我もここまで経験した事はない。

守備力も良い。05,06年にゴールデングラブ賞を獲得。守備範囲が広く、ファールフライでよくアウトをもぎ取った。足は早くはないが、塁に居て置物にはならない。
8年1億8000万ドルの契約もうなずける。


サバシアとバーネットを獲得したNYYですが、世界の不況も関係ない大盤振る舞いでテシェイラまで獲得。スウィッシャーは1Bとしては弱すぎるし、ジアンビーは使い物にならない状況では、一塁手のパワーバットの補強は必須だった。

NYYの来季布陣を考える。
テシェイラ、カノー、A-ROD、ジーターで内野は確定。問題は外野で、攻撃力だけを考えればデイモン、スウィッシャー、ネイディでDHに松井。ただ、こうすると中堅手の守備力が弱すぎる。スウィッシャーは守備範囲が狭く、デイモンは弱肩、守備の勘もあまり良くない。どちらも左翼としてはOKだが中堅手としては弱い。ネイディも…。

カブレラという強肩の外野手のカードもあるが、こちらも中堅手としての守備力は水準には達してない。
外野守備ならガードナーが一番いい。打撃はまだまだ未完成で、ある種賭けに出ることになるが、すごいという形容詞をいくつつけても表現できないNYY打線では、逆に彼のような俊足タイプは良いアクセントになると思う。

松井は指名打者が有力。しかし、指名打者としてはやや弱い感がある。トレード候補にも上がっているようで、来季の松井はどうなるのでしょうか?



1 二 カノー
2 遊 ジーター
3 一 テシェイラ
4 三 A-ROD
5 右 ネイディー
6 左 スウィッシャー
7 指 松井/ポサダ
8 捕 ポサダ/モリーナ
9 中 ガードナー


強すぎワラタ\(^o^)/
(日本球界のネタが乏しいので)騒がしくなってきたMLB移籍市場に目を移しましょうか。といってもこの話はbe traded toのbe動詞が過去になってしまうくらい、昔の話。

K-RODがNYと契約。3年3700万+4年目は自動更新条項オプション。
これでNYMはドラ1を失いましたが、クローザーを得るならこれは仕方ない見返り。

21歳でメジャーデビュー。2年目に59試合に登板、3年目後半からはクローザーに昇格。84イニングに対し奪三振123という支配的な投球を魅せました。
2年目からは6年連続で50試合以上登板、この間、年平均で67試合に投げています。そのせいか、LAAが彼に対してとった起用法は極めて保守的でした。そうできるだけの安定したセットアップマンがいたということもあるのですが、とにかく慎重な使い方をされていた投手でした。
8回の途中からイニングを跨いで投げることも少ないですし、同点でも1イニングでピタリと変えていた。今季に至っては、1イニング以上を投げたことがありませんでした。

今季といえば、今までの記録を大きく上回る62セーブを挙げたことで有名。勢いのあるフォームから、150前後のストレートを投げ、彼の代名詞とも言える鋭い高速カーブでバッタバッタと三振を奪っていくのが投球スタイル。
この”高速カーブ”は決まれば敵無しのチート状態に入りますが、悪いときはとことん悪い。悪いときの修正する力が課題と言われていて、今年は62という数字で答えは出しましたが、セーブ失敗の7というのは去年よりも増えました。

MLBを代表するクローザーなのは間違いないのですが、それほど豪華な単語が飛び交わないのは、ここ数年少しずつ球速が衰えていること大きいかと思います。
150キロ前後と前述しましたが、今季のアベレージは146キロくらいでした。奪三振77というのは実質キャリアワースト。来季でも28歳なので、このまま下降線を下る一方ということはないと思いますが、投手有利のNYMに移籍しても成績はいくらか下げると思います。


ただそうは言っても3年3700万ドルで、世界記録のクローザーを得ることが出来たのだから、NYMは大満足。酷使に酷使を重ねた体の危険はありますが、そのリスクを踏む価値は十分にある、ということは言えると思います。

なぜなら、NYMはビリー・ワグナーが故障しました。シーズンアウトが濃厚で、早くてもポストシーズンで投げれるかどうか、という所。しかも、その後継の投手が全く育ってません。

今オフのブルペン投手FAの市場には、セットアップマンとしては優秀な投手が多いものの、9回を任せるのは未知数、という投手が多かった。2年連続で終盤の大失速でプレイオフ進出を逃しているチームにとっては、安くお買い得なクローザーを漁るよりも、少々高値でも絶対的なクローザーの獲得に動くことはアタリマエ。怪我と衰えの怖さのある選手に3年3700万ドルはリスクも伴いますが、3年間無事に働けば、これほどreasonableな契約はかなり上位の部類になると思います。


NPBを騒がした田沢がBOSに決定。

契約金180万で、09年45万、10年50万、11年55万。メジャー契約。
これは1年目から松坂級の活躍をしてくれれば、かつてない破格の値段。さすがにそれは無理だろうから、09年後半からメジャー、10年から戦力と考えてもドラフト1巡目とすればかなりいい値段。

金額は噂より安いという印象を持ちました。
入団を決めた理由に育成方針という話をしていましたが、それなら2000年以降自前選手の2桁勝利投手がたったの4人(02年ロウ:21勝、04年アローヨ:10勝、07年松坂:15勝、08年レスター:16勝)のBOSよりも、14人(!)も輩出したMINが良かったのでは?と。MLBNO.1捕手のマウアーもいますし。
主なメンバーはサンタナ、リリアーノ…今年だけでも4人います。(パーキンス、スローウィー:12勝、ブラックバーン:11勝、ベーカー:10勝)


球速は156キロを最速で出したことがありますが、142-148キロがアベレージ。マイルに直すと88-93mph。
変化球はカーブ、チェンジアップ、フォークをメインにカット系を交え、ナックルも持ち球としてあるようです。ファーストピッチはフォーク?ここら辺は良く分からないです。
今季は54イニングを投げて四球はたったの4つ。都市対抗決勝で、どの変化球でもストライクを取れてるな、という印象があります。
奪三振は56でイニング数を上回りました。


社会人時代はクローザーも経験。四球が少なく、三振を取れるので、ブルペンの可能性も十分にある。
ベケット、松坂、レスター、ウェイクフィールド、バードにバックホルツの先発転向、シリング先生も来季は投げれるのでローテに入るのはさすがに厳しいか。
いずれにしろ、NPBを騒がしただけに、それ相応の”恩恵”は魅せて欲しいです。それが迷惑をかけたことへの恩返しにもなるでしょうし。


田沢純一 11試合 6勝1敗 防御率1.00 54イニング 4与四球 56奪三振


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